今日は疲れが抜けなくて、30分ほど。
ラストの75秒でスプリントをかけたら11倍踏めたので、少しは身体の使い方を身に着けているようです。
こないだちょこっとだけ話したきがしますが、賛否の分かれているドロップハンドルのブラケットを内側に向ける件。
実を言うと僕も1㎝、内側に入れています。
理由は簡単でちょっとだけ内側に入れるだけで肩から背筋への過剰なテンションが減るからです。
人の腕は軽く前に伸ばすと手は斜めに傾き、腕は内側に向きやすいことが多いです。
理由としては腕を捻る動作などを可能にするためにそのように筋肉が着いているためです。
グラベルロードやランドナーのハンドルがフレア(下側に広がっている形状)なのはその方が背中が柔らかく使えて、ハンドルを掴みやすいのが大きな理由です。
その為、2022年5月現在、僕がバイクフィッティングをする場合は背中の張り感を確認して、約1cm前後内側に入れることが多いです。
腕が内側に入る以上、そっち寄りにする方が自然ですからね。
勿論、これが絶対的な答えではありません。
背筋にテンションがかからないという事は逆に背筋に力を入れにくい&力を入れる時の反応が遅れるからです。
筋肉というのはある程度緊張状態を保っていた方が速く反応します。
陸上のクラウチングスタートが最たる例ですね。
バイクのブラケットの場合は真っ直ぐに取り付けると、ある程度背筋にテンションがかかるようになっており、ロードレースやクリテリウムなどでダッシュをかけやすくなります。
逆にこれが過剰に内側に入っている場合、脇が開き、肩甲骨も動いてしまい背筋の出力を妨げてしまいます。
ですのでロードバイクにおいて、反応性を重視するならブラケットは真っ直ぐにすることをお勧めします。
しかしレースや練習用以外の使い方でロードバイクが普及しているという現在、バイクに対して快適性を求めることが多くなっています。
また僕が受けたバイクフィッティングの講習でも、快適性が重視されブラケットは内側に入れることを勧めております。
バイクも使用目的は様々になってきました。
ロングライド、ロードレース、ヒルクライム。
フィッティングの際に希望を述べていただければ整体、カイロプラクティックを行っている者としての目線から、それに見合ったチューニングを提案できると思います。
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