こんにちは2月に入り、調子はいかがですか。
私はと言えば月末に手技療法のセミナーを受講したおかげで、
かなり深い前傾姿勢を維持したまま通勤できるようになっております。
今日はその秘密というほどではありませんが、自分でもできる方法を書こうと思います。
●前屈のメリットとは
(※ここ最近、この写真が多いですが、それだけ使いやすいんです、すみません)
前屈、前傾、身体を前に倒す。この一つの動作には沢山のメリットがあります。
日常生活だと物を取るときも苦労しませんし、靴を履くのも楽になります。
自転車ですと、前傾ポジションが取れるという事は重心も低くなり自転車が安定することや
前方向に荷重が行くため、自転車が進みやすいというメリットがあります。
逆にこれが出来ないと
物を取るときや、それ以外の日常の動作で腰が痛くなったり、変なところでぎっくり腰になる危険がありますし。
自転車に乗っていても、前傾が出来ない分空気抵抗を受けますし、
また深い姿勢を維持できないので腕を伸ばしてハンドルつかむ姿勢になり、
振動吸収が出来なくなって肩や背中が痛くなるなどの弊害があります。
そんなわけで前屈は出来るに越したことは無いという事になります。
●方法はつまむだけ
多分このサイトを見ているような方ですと、股関節や足のストレッチは行っていると思います。
運動や腰痛関係のストレッチで探すと、大体は腰回りをひねったり後は上記のストレッチになりますので。
もしやってなかったら先にやっておくと良いですよ、
予防にもなりますし次で教える方法の効果も上がります。
股関節回りのストレッチをやった上で、まだ腰痛が残っていたり前屈が少ないと感じる方は
次にこれを行って下さい。
自分の背中の皮膚を
つかんで引っ張ってみる。
これだけです。
●原因は腰の筋膜、そこをリリース
意外に簡単ですし、「なにこれ?」と思う方もいらっしゃると思います。
実はこれ腰回りの筋膜の柔軟性を取り戻す方法のひとつなのです。
姿勢やその他色々な原因で柔軟性を失って伸びなくなった筋膜に対して、
皮膚越しにつかむことで筋膜を伸ばして柔軟性を取り戻す。
それによってこの筋膜が原因で今まで出来なかった前屈や前傾姿勢を可能にし、
さらなる前屈を取り戻すことが可能となります。
慣れて来たら背中近くや骨盤寄りの皮膚も引っ張ってみたり
引っ張ったまま前後に動かしたりもしてみてください。
ちなみにやりすぎると痛くなりやすいので
最初はゆっくりと皮膚を引っ張る程度に、やり方を分かってたら、
皮膚の下の組織ごとつかむ感じて行ってください。
これでもダメだったら?
そりゃもちろん、うちにお電話ください。
高いハンドルやステムをダメもとで買うよりも価値はありますよ。
ランナーズニー、膝だけでなく、お腹も原因の一つですよ。
[…] 前屈(身体を前に倒す)を楽にするためにつまんでみてはいかがでしょうか? […]