身体の軸で貴方のパフォーマンスが変わるのを科学する

最近は自転車関係の記事が多くなってますが、札幌で自転車と密接にかかわっている整体院はうちだけなのと、自転車の事も身体の事も何故、悪くなっているかを話している整体院は少ないので、これからも自転車の記事は続けていく方針です。

l_154

さて今日のタイトルなのですが、私が4月24日の日曜日に受けてきたセミナーからヒントを見つけた話です。
こちらのセミナーでは「体軸」を重視しており、それをコンディショニングの中心においているのですが、ここでは身体が歪んでいると本来のパフォーマンスが発揮されないという考え方で講座が行われていました。
自転車を含めて各スポーツでも、「軸が整っている」「バランスが取れている」ことを重視していますが、軸が整っていることでパフォーマンスが上ることは説明しても、どうしてそうなるかを話している所は少ないと思います。
今回のセミナーで持ち帰ってきたものと、こしかた整体院の施術で重要視している部分の一つである神経の流れを中心に解説していきます。

●そもそも身体の軸とは何処?

身体の中心、バランスの取れるところ等、競技によって違いますが、ここは整体院が書くブログなので、今回は後頭部の骨から仙骨までの背骨全体を身体の軸と定義します。
英語で言うならバックボーンという言葉になり、技術や経験のベースとしての意味でも使われますね。
そしてこのバックボーンである身体の軸がしっかりしているとパフォーマンスを発揮できて、歪んでいると低下する。
言われると納得してしまいそうですが、この言葉「なんで?」と聞かれたら答えられますか?
実際言葉で説明するのは難しいですし、実体験で分かってもらった方が簡単なので答えられる人は少ないか、知っていても機会が無いかのどちらかだと思います。
ですが、何故そうなるかを答えられる知識があれば、インストラクターは生徒に納得いくレクチャーができますし、上手く行かないときに原因を突き止める時の手助けになります。
個人でやっている人もパフォーマンスが上がる理由が分かった方がやりたいことがもっと楽にできるかもしれません。

では次は身体の軸が悪くなることで、何故パフォーマンスが落ちるのか、その理由を解説していきます。

l_059

●背骨が歪むと伝達が阻まれる=身体を動かせない

背骨は後ろ側に神経が通るスペースがありまして、そこを脊髄神経という神経が通っています。
そして脊髄神経からは各骨(首7個、背中12個、腰5個)の間から内臓や手足を動かすために脳から指令を伝える末梢神経というものが出ております。
道路で例えるなら幹線道路から生活道路へと分かれていくようなものです。
さてこの末梢神経、その入り口や通り道が狭くなったり塞がったりしたらどうなるでしょうか?
車が生活道路を通って運ぶ物資などが減ったり、なくなったりするのと同じように。
本来伝えたい情報量が伝わらないことになり、本来の状態で身体を動かすことが出来なくなります。

それが身体の軸=背骨の歪みなのです。

それでは何故背骨が歪んでしまうのでしょうか?
次の記事でその原因と対策について書きたいと思います。

もし気になる方はこしかた整体院に連絡してください、都合が合えばお話しできると思いますよ。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。