すみません、家の引っ越しやらなんやらで日記、大分遅れてました。
7月最初は、カムイスキーリンクスカップ。
北海道のクロスカントリーレースはここからシーズンインです。
今シーズンは冬より環境が変化し、フィジカル全体を鍛える時間が増えたもののバイクに乗る時間が減ってしまったために、実質去年と同じくらいの体力。
昨年と違うのは良いタイヤとドロッパーポストを手に入れたので下りの不安が少し減っていると言った所です。
カムイのコースは去年と同じゲレンデ整備道の登りがメインのコース。
さらに今年は排水用の溝を敢えて残してコースのギャップとして用意しているので、これをどうこなすかがテーマになりそうです。
前日試走でタイヤとサスペンションの空気圧を煮詰めて、今回は両方とも低めにセッティング。
本来ならサスの空気圧は上げた方が良いのですが、低めにするとスピードと引きかえに快適性が上がったのでそちらをチョイス。
ホテルに入って晩御飯を済ませて早めに就寝。
当日はガーミンのボディバッテリーを見ると最低値……。
確か、心拍拍動で数字を取っているのでビール飲んだりすると……下がらないから回復しないって判定されるんですよね。
とは言え、当日の調子は良い感じ。
しっかりアップで心拍も上げられてスタートに備えます。
スタート自体は良い感じですがあっという間に置いてきぼり。
パワーが出ないというよりは、春先に調整不足が出ている感じです。
数字を見ると、とにかくパワーが足りない。
去年から課題としてFTPの向上に努めてましたが、まだまだの様です。
この時点で東條さん、福本さんとパック。
僕の中での勝負は順位より、この中での勝利へと傾いていきます。
シングルトラックで東條さんをパスしてからは福本さんとマッチアップ。
下りや溝の処理は相手の方が上手いので、登りや小細工を駆使して、前を取っていきます。
勝負が傾き始めたのは3周目、僕が補給でゼリーを摂ったところで抜かれます。この辺りはやられるポイントだとは思っていたのですぐに追走。
ゲレンデ整備道の登りで捕まえて、出口でさらに踏んで逃げにかかります。
この間にエキパトップのN村君にパスされます。
彼の背後に声援を送りつつ、自分の勝負を継続。
引き離そうにも離せない福本さん。
登りで振り切ろうとしてもどうしても他の区間で追い付かれるの続きます。
そんな状況で最終周。
ここで最後の選択肢、補給を取るか否かに迫られます。
ジェル一つで順位が変わる中、ラストのパワー切れを防ぐため敢えてゼリーを摂って、ボトルもチェンジ。
案の定、抜かれてしまいますがこっちの方がエネルギーは有ると信じての勝負はゲレンデ整備道、ロングクライム。
ここで抜いて出口でさらに踏み込めばリードを守れる。
そう信じてまわした脚は……一歩、二歩、及ばず。
登りで抜けなかった結果、そのまま背中を見送るようにして13位でゴール。
去年より高強度で走り抜け、タイムも上がっているのに負けてしまったのが悔しいところです。
次は……ちょっと分からずといった所。
引っ越したら仕事の環境も変わるかもしれないので……はい。