今シーズン、ラストはエキスパート13位(-1Lap、完走者17名)でした。
今年も前日入り。
出来れば試走もしたかったのですが、天候が悪い上に気温も低かったので昼頃に帯広に着くようにゆっくりと移動。
途中インデアンのカレーを食べてから池田町の宿に到着。
今年は帯広の宿が取れなかったので個室のあるライダーハウスになりましたがお風呂が共用であることを除けば、ストーブもついてて快適なお部屋でした。
当日は今シーズンで一番の目覚め。
こんなに調子のいい朝は久しぶりだったかもしれません。
寒かったですけど……。
朝のコースは朝露もあって路面が少し柔らかめ。
寒いのもあって、ウィンドブレーカーを着て試走を数周。
所々ウェットなところがありますが自分のミブロマラソンでも走行には問題はなさそうと判断。
空気圧は1.2Bar。
メーカー推奨外の空気圧ですが、これくらい下げるとタイヤも仕事してくれて快適に走ってくれます。
開会式の後は朝ご飯を食べて、スポーツ、ウィメン&マスタークラスを観戦。
顔を出した途端、恵庭レーシングの近藤さんから荷物を預かることになり、両手に荷物を持ったままレースの行方を見守ってました。
スポーツ、ウィメン&マスター観戦後は自分自身の準備。
カフェオレと大福を食べてから路上でアップ開始です。
今回は心拍を上げることをメインに30秒もがきを10本。
調子よく170bpmまで上がり、良い感触をつかんで招集へと向かいます。
スタート前は久し振りにあった森さんと昔話をし、信田さんには調子を聞かれたので「今シーズン一番です」と答え、時間を待ちます。
スタート3分前。
空気が張り詰め全員クリート嵌め始めたので、自分もそれに倣うと上手くはまらず、1分格闘。
危ないなあと思いつつもスタートを待ちます。
1分、30秒、15秒……ピストルの音が鳴りレース開始です。
クリートキャッチも上手く行き、スタートからスピードを乗せていけましたがそれ以上に周りが速い。
登りを超え、工場裏の舗装路に差し掛かったところまでで順位を落としていき、13位で恒例の福本さんとのパック。
僕の性格上、順位を守ろうとするとセーブして抜かれてしまうので逆に前にいる岩城さんを捕まえに行こうとペダルを回します。
順位を上げようと焦りがあったのか、3周目のインフィールドでラインを誤ってタイヤが泥の中に潜って転倒。
ちょうどバイクの速度が落ちていたのも有って綺麗に背中からぐるっと1回転して立ち上がり、何故かガッツポーズ。
アドレナリン出てたんでしょうね……。
何度もサスをロックアウトさせ速度を出そうとする中、迫ってくるのはレジェンドのマサミチさん。
淡々とペースを刻み、するりと僕を抜いていきます。
この時点で心拍は一杯、平均パワーも上がらない状態。アタックは難しいはずでした。
けれど後ろに着いて行って一周走った辺りでちょっとだけ心拍数が下がり脚が回復。
ペースを上げてマサミチさんに追いつくとラインを譲ってもらったので「ありがとうございます」と一言告げてそのまま走っていきます。
転倒で落としたボトルをハルマ君のお母さんから受け取り、ジェルを補給。焦りは消え、戦意は充分。後ろを引き離して、あと一人抜くことを目標にラストラップに臨みます。
この頃には焦りも消えペースは上がっていったのですが、名物の橋を抜け、インフィールドに入ったところで前を行く岩城さんとすれ違ったところでタイム差を感覚で感じ取り目的は果たせないと確信。
後は後ろから来るエリート達の邪魔にならないようにラインを開けつつゴールして終わりました。
今シーズンで一番調子が良かっただけに悔しい思いもありますが、周りがそれ以上に速い。
これが事実です。
来年も行うとのアナウンスを頂いたので気持ちは来シーズンへ。
足りないものは分かっているので、後はトレーニングあるのみです。
今回、大会を開催、運営に当たってくださったDoRideの皆様。
コロナ禍の中でもレースを開催できるように尽力してくださった豊頃町と商工会の皆様。
今年も素晴らしいレースと楽しい時間をありがとうございました!
コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。