ポジションと共に振り返る2018年の成績

2018年シーズン、成績は如何でしょうか。
こちらは来年にむけて新しいサドルを試している最中です。
このサドルに関しては別の機会に書きたいと思いますので今回は2018年シーズンの成績とその時のポジションについて振り返ろうと思います。

ONOチャレンジ14位 ハンドル高め、サドル高め、角度前下がり】

冬場から春先の手稲山でスーパーフライで登ったときに大腰筋などのお腹の筋肉の負担が大きく感じて、サドル位置を変更。
足は回るようになったけれど、実際は進みが悪く。
足を使うだけのポジションになり、後半で抜かれ続け成績を落としたレースでした。
また、写真で確認すると身体を前に倒していない為、荷重の不足が見受けられます。

 

ピ・ラリカップ11位 ハンドル低め、サドルを後ろに引く】

前回のレース写真を見てステムの変更を決意、ステムの角度が変わり前回より深めのポジション、それに応じてサドルも後ろに引いています。
この時は雨で路面状況が変わり、思うように走れないレースでしたが前回よりも成績は上がっております。

 

カムリスキーリンクスカップ7位 サドル高さを低くする】

この時期から明確に腹圧をかけられるポジションというのが頭の中でコンセプトとして出来上がっており、それを模索している段階でした。
サドルを低くして、股関節の屈曲を上げて、大腰筋などのお腹の筋肉と尻やハムストリングスなどの足の後ろの大きい筋肉を使えるように意識させています。
入賞圏内でレースを展開できたのもあり、大分自信が出てきました。

 

WLBC7位 サドル角度を後ろ下がりに】

前回のデータをもとにさらにサドルの角度を後ろ下がりに。
上半身をもうちょっと倒すべきか考えましたが、このコースのシングルトラックの難易度を考えると上半身の余裕があったほうが良いと考え、現状のままで。
トレーニング内容を見直したのもあって1周目を3位通過していきましたが、後半で抜かれて成績を落とす展開となりました。

 

サイクルファクトリーカップ13位 ポジション変更なし】

WLBCの成績と内容が良かったので、ポジションを変更せずにレースに挑みましたが、この辺りで連戦の疲れが出てきたのかパワーがかからず、苦手な泥レースというのもあって、同じ会場で明暗分かれる結果になりました。
このあたりから、コンディション調整の見直しを入れるようにしています。

登別サンライバカップ10位】

前回の不調からコンディションを戻して挑んだレースですが、私より速い方が多数出場なさっていたために完全な実力負け。
勝てる速さ、強さが足りないことを実感するレースでした。

 

ササダ沼大会12位 レース後サドルの角度を変更】

再びの泥レースに大苦戦、泥で進まない状況に序盤で焦りを感じますが、後半からポジションを意識したところスピードアップ、12位でゴールという結果に終わっています。
レース後に意識したポジションを出しやすくするため、さらにサドルの角度を変更しました。

 

【振り返って】

今シーズンはポジションを考えるレースだったと強く考えています。
しっかりとポジションが取れていればパワーを出しやすくなり、無駄なロスが減り体力の消耗も防ぐことが出来る。
乗り方も大事ですが、そのための土台としてポジションを見つめなおすのは大事かと思いますし、それを出来る身体づくりの必要性も感じました。

訪問スポーツ整体こしかた整体院は自転車選手への施術のノウハウがそろっております。
ポジションに関しての整形学的な面からアドバイス。
選手がフィッティングを受けた場合にそれを行かせる方向へと施術でアプローチしていきます。

フィッティングを受けた方にはもっと身体が使えるように。
身体の使い方が分かる選手にはもっと身体を動かせるように。
疲労がたまっている選手は疲労の改善に。

是非、ご利用ください。
シーズンオフの今のうちに身体、整えておきましょう。

(photo by nima&Takashi Ishii)

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