エキスパートクラス:9位(12名中)(-2LAP)
7月のカムイから一か月空いてのレース。
スタート直後は地に足が着いていない状態となりましたが、どうにか自分を取り戻してのシングルリザルトとなりました。
環境が変わり、時間のコントロールが有る程度出来るようになったので今回は前日入り。
試走した感じでは登りはサスに頼らずにタイヤで仕事させた方が進む感触を得たので、今回はロックアウトをガンガンかけていく方向で。
試走後のデータを見て本番は無酸素領域で走っていくレース展開になりそうだなと予想を立てて、宿で就寝。
妙に浅い睡眠の中、当日を迎えます。
現地に到着して、当日試走をこなしますが前日の睡眠が足りないのか身体が重い。
さすがにこれは駄目だと思い開会式の後にちょっとだけ仮眠を取ります。
起きたらカフェインと大福を摂って、スポーツ、マスター、ウィメンを観戦後にアップ開始。
この辺りから最初に書きました地に足が着かない状態に陥ります。
招集の段階でもバイクから降りたいくらいに追い詰められて、何がどうなっているか分からない状態。
(後で調べたらカフェインの過剰摂取で不安症状が出ていたようです)
とりあえず顔だけ笑ってカラ元気を出しつつ、いつものように身体は動かしスタートに備えます。
しかしスタートのピストルが鳴っても動きがワンテンポ遅い上、ペダルを踏む足が重い。
自分はどこに行ったのかというほどでした。
けれどレースは始まっているので走る続けていると、まだ皆さんの姿は見える。
ひょっとしてメンタルだけ狼狽えて足は普通に動いているのかと思い、ペダルを回し続け、汗が出始めた辺りで不安は消え、自分を取り戻していきます。
その頃には順位はある程度固まり、自分は9位、見える範囲では前に石井君。後ろに福本さん。
やるべきことは後ろを引き離し前に追いつき順位を上げていくこと。
タイヤの相性がいいのかコースは比較的走りやすい路面。
福本さんが僕の姿を見つけられないところでダッシュをかけて後ろとの距離を開けて、比較的苦手な緩く長い登りは一気に回して差がつけられないようにします。
しかし、ここから先は実力の限界だったのでしょう。
前を走る石井君には距離を広げられていきます。
悔しいですが絶対的なパワーも坂を踏めるダッシュ力も足りません。
最終的には順位変わらず9位でゴール。
TSSも109だったのでほぼ全力。
心拍計算だと83だったので、もうちょっとケイデンス上げていけたのかなと今になって考える次第です。
最初はちょっと変な調子に戸惑いましたが、それ以降はやっと自分のレースができました。
実力はいかんともしがたいので、後は次のササダまで自分を追い込むだけ。
やってやりますよ!
最後にこの大変な中、大会を運営してくださったDoRideの皆様、会場の提供にご尽力してくださった宮武市議様に深く感謝申し上げます。
今回も楽しいレースをありがとうございました!
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