柔らかすぎても硬すぎても

晴れた土曜日ですね、皆さん多分お出かけになられていると思います。

ところで身体の柔軟性はあったほうが良いと思いますか?

back-18713_1280

勿論、スポーツしている場合には特定の動作を行うための柔軟性や日常生活に必要な程度の柔軟性はあるべきだと思いますし
それに対しての施術を仕事としておりますが、
実は私自身としては過剰な柔軟性に関しては良いとは思っておりません。

筋肉が柔らかく関節が柔軟性に富んでいれば、怪我がしにくいというイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが
実際に柔らかすぎると過剰に関節が動いてしまって周囲の組織を傷つけることがあったり、
筋肉が柔らかいが故に支える力が弱くなって却って痛めてしまう。
そういう事があったりします。

プロ野球選手の話ですが、彼らは肩関節や肩甲骨が柔らかいために練習や試合前などはストレッチをせずにキャッチボール等で筋肉を温めているというお話もあります。
(練習後は筋肉を使っていますので、その後のケアのためにストレッチを行っています)
サッカーでも運動前はじっくり伸ばすストレッチではなく、股関節回りを運動するように動かしていくブラジル体操を行っていたりします。

とは言え、昨今の情報化社会
同じ姿勢での仕事は増えており、柔軟性が失われていくばかりなのも事実ですし
実際に身体が硬くて痛めてしまう人や
父母参加の運動会で頑張りすぎて怪我をしてしまう人もいることは事実です。

予防のために朝にラジオ体操
寝る前にゆっくりと各関節部を伸ばしていくストレッチをしていくのは必要かもしれません。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。