サイクリングイベントも佳境に入っておりますが、筋肉痛を残してはおりませんか?
最近はブルべによる長距離走の疲労回復などに呼ばれたりしますが、整体は効果があるのでしょうか?
今回、筋肉痛に効果的なケアをいくつか調べてみました。
【ストレッチは筋肉痛に対して殆ど効果が無い】
まず、こちらのブログに挙げられていた記事なのですが
筋トレによる筋肉痛にもっとも効果的なアフターケアの最新エビデンス
筋肉痛に対してはストレッチや軽い運動は効果が薄く、むしろ寒冷療法(アイシング)やマッサージが効果的という結論が出ておりました。
普段なら、ここから宣伝したいところですが、誰だって、その原因を知りたいと思います。
ですので、今回はいち整体師兼貧脚MTBレーサーとしての考えを書いてみようと思います。
【そもそも筋肉痛は筋肉の炎症である】
筋肉痛に関しては昔は筋肉に乳酸が溜まって、痛みを出したりパフォーマンスを落とすと言われていましたが、今では運動によって傷ついた筋肉が炎症を起こす事が原因と定義されていることが多いです。
筋肉が炎症を起こすなら、炎症反応を抑えるアイシングが効果あるのは当然ですね。
実際、練習後にアイシングを行ったり、クーリング効果のあるリカバリーオイルなどを使っている選手も多いと思います。
では、なぜ筋肉痛に対してマッサージが効果あるのでしょう?
多分、予想される効果としては筋肉に対しての圧迫を加えることで血流量を増やす事が考えられると思います。
【ポイントは安静と血流量の増加】
筋肉痛が炎症だとすれば、浮腫みや発痛物質(通称痛みの素)が発生します。
アイシングは血管を収縮させることで腫れを抑え、炎症反応を減少させることが出来るほか、水風呂では水圧で血流量が増えることで発痛物質などを排出する効果もあります。
マッサージはどうでしょう?
アイシングのように血管収縮作用はありませんが、それ以上に筋肉に対しての圧迫などの刺激を加えることで血液の流れが改善され、筋肉痛で代謝される物質の排出を促していくことが可能です。
また、共通点として2つとも身体を大きく動かさない(安静)方法であることも見逃せません。
動かすことで傷ついた筋肉がさらにダメージを負う可能性があるのでしょう。
以上から結論としては
「筋肉痛に対しては安静と冷却、圧迫による血流量の増強が見込める方法」
「現時点ではアイシングとマッサージが有効である」
ということになります。
【最後に】
筋肉痛は筋力を低下させ、可動域を減少させます。
放置せず、アイシングやテニスボールなどでケアを行ってください。
それが難しかったり、疲労がひどい場合はこしかた整体院へご連絡を。
この記事を書いた本人が、筋肉痛に合わせた施術を行います。
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