ハンドル角度ただいま研究中

お久しぶりのブログ更新になりました。
先月末に資格試験があった為、そっちに力を入れすぎて更新する暇が本当になくなっていました。
その間にも那須ブラーゼンの西尾選手を施術してたりしておりましたが、今回は前に話したポジションのお話です。

ちなみにこのポジションまだ研究中な上、ポジションに関しては各自考え方や適性があるので一つの参考と思っていただけたら幸いです。

【コンセプトは頚反射】

人の身体のしくみに頚反射というものがあります。
例えば首を前に曲げて、腕を引き寄せると足を伸ばしやすくなり、逆だと曲げやすくなる。
今回はこの頚反射を重点に置いています。

具体的には足が伸びる=ペダルが回しやすくなるように、ハンドルの角度を変えて八の字に見えるようにセッティングすることで腕を引き寄せやすい手首の角度を作ります。
グリップに関しては以前に書いていた登りと下りで親指の位置を変えることで対応。
この時に握り方は指の付け根から曲げていくイメージです。


腕の角度が変わると足の角度も変わるのでクリートも調整して、安定しやすい母指球の位置にペダルが来るようにしています。

【ポジション変えてみて】

ポジションを変更することで、まず実感するのが自転車が進むという感触です。
今までに比べてレスポンスが感じられる分、何が足りないかがすぐにわかりやすく走りにくいセクションをクリアしやすいという実感を得ています。
また上半身に余裕が出来て、以前より体を使いやすい感覚を得ています。
心肺の負担も以前より少なく、追い込む練習を重ねていけば持って攻めていけるかもしれません。
ハンドルの角度的に下りに関して不安はありましたが、親指の位置を変えることや車体の性能、そして680ミリのハンドル幅でカバーできるのでこの点に関しても不安はありませんでした。

反面、荷重が以前より後ろ寄りになったため。
サドルを少し上げて前後バランスを調整しています。

そのため、上半身を上手く使っていかないとスピードを上げていくのが難しいかもしれません。
この辺りはもうちょっと走りこんで煮詰める必要があるようです。

自転車のポジション、教え込まれた通りだったり、本に書かれている事をそのままにしていませんか?
ひょっとしたら今回のポジションのようにもうちょっと速くなったり、難しいところを乗ったまま走れたりするかもしれませんよ?

※現在はこのポジションは変更しております。その経緯はこちら

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