今年のMTBを振り返る

IMG_8964

当院の開業と同時期に
DorideさんのMTBレースで
「COMEBACK MTB!」と謳っていたので
数年ぶりにレースに復帰させていただきましたが
今回はその辺りを振り返ってみたいと思います。

・久しぶりのMTBの情勢
まずMTBレースの世界が大きく変化する時期だったため
自転車等の機材面でも大きく変化が出ておりました。
今まで使っていた26インチサイズより車輪径が大きくなり主流が29インチ、27.5インチとなっており
自分の自転車では型が古かったのとブランクがあった為、
この際だから新しい規格にしてしまおうと
新車を一台購入するに至りました。

・XC#1 ONOチャレンジ
復帰第一戦。
早速現実を思い知らされました。
今まで走っていたエキスパートクラスから一つ落としてスポーツクラスからの再スタート。
しかし約4年間レースに出ていなかったツケは大きく、14名中11位という結果。
このコースは昔から苦手なのはありますが、それでも今の現状を知るにはいい機会でした。

・全道MTB4時間耐久レースin上砂川
レースに関しては月一回という形でこの月は別個XCのレースもありましたが
乗り込みが足りないと考え、レーススピードでの乗り込み時間を得るために
こちらのレースを選択、ソロで4時間走りきりました。
沢山の選手に抜かれつつも、自転車の使い方を覚え、
同時にポジション面での改善が必要と考えたレースでした。
順位は20名中11位(ソロ)、レース後の温泉は快適でした。

・XC♯3 ホワイトラインバイシクルカップ
ポジション変更後、前日に堂城賢氏主催のやまめの学校北海道分校を
コースの試走を兼ねて受講。
久しぶりにMTBの走り方を学び、新しいエッセンスを入れて臨んだ大会。
前夜から当日にかけて降った雨でコースの難度が向上。
走れない部分が出てきて押したりしながらどうにか走り切りました。
順位は10名中8位、相変わらずの下位街道。
そして難しいコースになると痛感するのが体力の不足。
体力に余裕があるとこなせるところも余裕がないと走れないなど
そういうところが出てきました。
技術だけでも体力だけでもダメ、それがレースなんだと思った一日でした。

・XC#4 千尺大会
スポーツ出走者2名。
漫画のタイマンレースかと思いました。
ちなみにこの時は他のレースが複数重なっており、それで出走者が居なかったというのが原因です。
またDorideさんのシステム上、スポーツの優勝者は上のクラスに上がってきますので
参加者が減りやすいというのもあります。
このレースでは欲が出て1位を狙おうとしましたが、あっさり抜かれてそこでテンションの糸が切れてしまい終了。
2位でゴールして表彰はされましたが色々と自分自身のレース内容に納得できない部分もあり
「次は実力でここに上がりたいです」と言ったのを覚えております。

・耐久#7 本舗の耐久
最後のレースという事で順位勝敗など考えず楽しんで走ろうと決めたレース。
このころには自転車のポジションや乗り方がやっと固まってきていたので
使う筋肉を意識したり、ギアを軽くせずに重たいままで走りきる等、
練習で行うようなことを色々とやって見ながら走ってみました。
途中、意識して使った筋肉を使いすぎて痛みを出すぐらいになったり
トルクをかけすぎたのか自転車から音が出たりと色々とありましたが
無茶は元々承知でしたし、順位より自分の走りをメインに考えていたので
そちらに意識が行って走行中は気になったりはしてませんでした。
順位は34名中19位(ソロ)。
十年前にレースを始めた時に耐久レースでは大体この順位になっていましたので
その頃の調子に近づいていたと思います。

・今シーズンのまとめとして
一番大きかったのはブランクを大きさでした。
以前走れたからと言って再び同じくらいというわけには行かず
取り戻すために練習をしすぎてオーバーワーク気味になったりと
自分の形を取り戻すのが大変だった記憶があります。
幸いにも新しくした自転車がある程度の未熟さをカバーしてくれましたので
レース面では助かった部分はありましたが、同時に自転車に対する慣れに時間がかかった部分はあります。

来年はもう少し順位をあげて、できればスポーツ1位になって上のクラスに上がれたらなと考えます。
最後に今シーズン、一緒にレースで走った方々。
レースにカムバックできる環境を常に維持してくれた、主催しているDorideさん、
協賛してくれた各自転車店に深く感謝するとともに
来年もまたお世話になることをお伝えしていたします。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。