懲りずにまた200km走ってきました。
この時期を逃すともうレース中心にシフトしていくので休息が数日に差し渡るライドはここで終わり。
今回は新十津川方面を走り、途中で折り返して帰ってくるコース設定。
季節の事情で、やはり後半は向かい風が敵になります。
今回は追い風で貯金を作って、後半にそれを削って10時間を切ることを目標に理想は8時間以内のゴール。
23日より気温が高いのが負担が少なく助かります。
最初は先に走っているロードメインの方々と集団でPC1へ。
身体を温めるためにみそ汁も加えた補給を行います。
チェックを兼ねた補給を済ませた後は追い風に乗って走りだします。
他の人は先に行ってしまいましたが気分的にはマイペースで行きたかったので問題は無し。
途中、減速帯を兼ねた道路のギャップをフロントを上げたりバイクを前に送るようにコントロールして衝撃をいなす練習をしながら走っていくと見逃す通過チェック新十津川駅跡地……。
背後からの呼びかけに気づいて慌てて戻って撮影。
ここにかつては新十津川駅があったんだなあと思うと時間の速さを感じてしまいます。
そのまま速めペースを維持しつつ、貯金になりうる数字を計算。
平均時速25kmとすると、この時点で40分ほどの余裕をもってPC2へ入ります。
おにぎりとプロテイン、ドリンクを補給し、ここからが本番向かい風。
早速、風の洗礼が僕を襲います。
エアロフレームでもシートポストでもなく、ホイールも鉄下駄の僕のファーナですが、縁あって手に入れたワイヤー外装のエアロハンドルがここで仕事をしてくれます。
ドロップが深いので下ハンを握ってサドルのノーズに体重を置けば、重心が前に移るので充分に進んで行きます。
途中にロングディスタンスに強い鉄夫さんがパンクとレストランで昼食済ませて追い付いてきたのでツキイチさせてもらってパワーをセーブ……出来ない。
こっちが下ハン握っているのに、あちらは普通に漕いでいる脚力の差よ……。
這う這うの体でPC3に到着。
補給食の追加とコーラとプロテイン摂取と最後のドリンク補充。
すこし長めの休憩を済ませて最後の通過チェックへ。
途中、アップダウンはありましたが、登りは我慢して下りでハンドルをプッシュ、速度を上げて路面の状況に合わせてバイクを倒していきます。
こういう時に役立つMTBの経験が役に立っていますね。
最後のポイントが終われば後は走り切るのみ。
しかし途中のコンビニを過ぎたあたりから、身体が水分の排出を望む様に(オブラートかけました)。
明らかに野外は軽犯罪なので、トイレがある場所まで我慢。
この辺りで少し心折れて、稼いだ貯金が消えかかってきました。
当別まで行きつき、ローソンを見つけた時は本当に助かりました。
ここで人間の尊厳を維持しつつ、コーヒーを飲んだら後は全力で。
向かい風も無くなってきたのでラストのBCCAゼリーを突っ込んで下ハン握ってのライド。
最後のコンビニでコーラを買って、レシート持参でゴールへと走っていきました。
9時間49分。どうにか10時間切りと言った所。
レースではないのでタイムを競う必要は無いのですが、それでも短い時間で走り抜きたいのは、少しでも自分に自信を着けたいという表れなのかなと。
TSS397(心拍計算)。
ブルベ出場の動機でもある低強度のロングはしっかりやり切れた模様。
そして二回連続の200kmのライドでも手の圧迫も尻の痛みも無し、しっかりとポジションを取ったバイクも仕事をしてくれました。
今年のブルベはとりあえずこれで終了。
現時点での自分の体力も確認できたので、高強度の練習と土の上のライドへとシフトしたいと思います。
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