手の痺れや痛み。
まず病院に行くことをお勧めされることが多いと思いますが(私も勧めます)、その後はどうするかに関しては実はいくつか選択肢があります。
医師が出来る選択肢は診断と手術、リハビリの許可などですが。
その他、実際にどんなことを行えばいいか、簡単なガイドラインを用意しましたので参考にしてくださると幸いです。
●病院に行く
病院でなく整骨院が良い、整体が良いと勧める方もいらっしゃいますが、整体をやっている側から言わせてもらうとまず病院で診断を受けてくださった方が助かります。
手の痛みや痺れが実は別の病気や骨折、捻挫が原因だった場合などは整体では対処できません。
画像による診断はかなり正確に状態を捉えますので、この情報があるだけでも整体を行う場合、かなり効果を出せると思います。
まずは病院です。
●強い痛みはまず安静
痛みの度合いにもよりますが、強い痛みはまず安静にして鎮痛剤などで昂った痛覚神経を鎮める必要があります。
具体的にはちょっと動かしても痛い、何もしてなくても強い痛みがあるなどです。
痛みによる不安から何かしたい気持ちはあると思いますが逆効果になりやすいです。
冷やして、安静にして、痛みが引くのを待ちましょう。
病院ではこの状態でも通用する医療機器があります。それを活用するのも手でしょう。
●しつこい痛み、腕の使用の制限などを告げられたら整体
此処からは手の整体である宮村整体院の出番となります。
痛みや痺れは減っているけど、中々消えない。
病院より、腕を使うのを控えるように言われた。
こういう場合、整体は大きく力を発揮します。
手や腕の筋肉や関節を施術して、痛みや痺れによって失った柔軟性を回復させ、神経の伝達を助けることで症状の軽減や回復を促せるからです。
基本的にうちは通う整体院ではないので、1週間から2週間間隔で経過を観察し最大で3回の施術である程度の状態まで持っていくことを目指します。
●あとはセルフケア
症状がある程度安定すれば、後はセルフケアとサポーターで日常生活を送っていきましょう。
最近はマッサージガンという便利な物も出てきました。
使い方が分からなければ持ってきてくださると、お教えしますので遠慮なくお持ちくださいませ。
●鎮痛剤やサポーター
私個人の意見ですが、病院から処方されている限りは鎮痛剤は飲んだ方がいいと思いますし、整体で和らいでも残っているしつこい痛みに関しても薬を利用したほうが良いと思います。
整体で行うのは筋肉や関節の負担を減らし、間接的に痛みや痺れに対応する行為です。
施術してもちょっと動かした時に出て来るような小さくしつこい痛み。
これは炎症が残っている可能性があるので内服薬などが効果が高いです。
サポーターに関しても同意見です。
煩わしいとは思いますが、負担を減らしてくれるアイテムです。
負荷が少ないうちに集中的に施術すれば効果も高くなりやすいものです。
使えるものは使いましょう。
宮村整体院としてのガイドラインは以上となります。
手の痺れや痛みにお悩みの方はこれに沿ってご相談いただけると幸いです。
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