こんにちは、昨日のお休みの時に魚の美味しい居酒屋で昼食をとっていたんですが、味噌汁を飲んだ後頭がすっきりする感じに。
その日は朝ごはんを食べていなかったのでおそらく塩分が不足していたんだろうなあと思いました。
そんなわけで今回は塩分に関するお話です。
一般的には塩分(正確にはナトリウム)は日常生活では十分以上に摂取されており、高血圧の人の場合は制限がかかるほどです。
その為か血圧の上昇、むくみなどのデメリットの方が知られておりますが、
実際、ナトリウムには以下の様な役割があります。
・細胞の浸透圧の調整
細胞内外の水分濃度の調整を行うためにナトリウムとカリウムが主に使われています。
これにより細胞に水分を供給し、生命活動のサポートを行っております。
また、塩分が多すぎると細胞外に水分が出てしまい、むくみや高血圧が発生するのでお気を付けください。
・酸・アルカリのバランス調節
基本的には血液内のPH濃度は弱アルカリ性と言われておりますが、激しい運動することで血液内のPH濃度が酸性に偏ります。
それを補正するためにナトリウムが使用されて、血液のpHを正常に保つのを助けます。
・神経の機能や筋の収縮を正常に保つ
細胞内外の水分濃度の調整でナトリウムとカリウムのお話が出ましたが
このナトリウムが細胞内に移動したり、カリウムが細胞外に移動したりすることで電流が発生し、シグナルが伝えられます。
これは筋肉の収縮に関係するため、ナトリウムとカリウムのバランスが崩れると、
筋肉が正常に動かなくなってけいれんが起こることもあります。
・栄養素の吸収を助ける
意外と思われますがナトリウムは、消化された栄養素が小腸から血液中に溶け込む手助けもしています。
このような働きを担っているのがナトリウムで、これが不足すると
疲労感やけいれん、悪化すると昏睡などを引き起こすと言われております。
勿論摂りすぎるとデメリットはありますが
それに関しては
カリウムや食物繊維の多い食品を多くとることで余分な塩分を排出するのを促進させることが出来ます。
よく、これを摂ったら身体によくないという話は出てきておりますが
病気ではない限りは「食べすぎは身体に毒」の一言で片付くことが多いくらいです。
なんでもかんでも毒だからと拒絶せず、調べて選択するくらいのことはできるようになるのが一番かなと思います。
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