基本的には肩こりや腰痛、背中がお辛いなどでの来院が多い当院ですが時にはこんな症状にも対応することもあります。
肩こりで来院、
カウンセリング時に両膝の変形性膝関節症を確認、
施術中に膝周りの状況を詳しく聞いたときに、数か月前に山で転倒して膝下を大きく裂傷して縫合手術を受けたが、縫合痕が痛むということ。
主訴である肩こりの施術終了後、膝を確認。
左膝下部に縫合の痕が二つあり、うち一つが痛みがある。
皮膚回りのアプローチでも痛みがあるので周囲の筋肉を確認すると、膝関節の変形も手伝ってか筋肉の強い張りが目立つ。
ひょっとしてと思い、脛と膝上部の筋肉に施術を行い、その後確認すると痛みが消失したので傷口周辺の皮膚周りも施術して終了。
手術後は組織の癒着などあって痛みが出ることはありますが、
今回は膝関節の症状で筋肉の負担が強くなっていることや、すぐ近くにもう一つ手術痕が有った為に傷口周りの皮膚が引っ張られて痛みが出やすい状況を作っていたと思われます。
当院では傷口そのものへの対処はできませんが、
負傷した時の痛み等での筋肉の硬直や緊張などに関係したものでしたら症状の改善が見込めることもあるかもしれませんので、
こういう痛みはどうなんだろう?と思いましたら是非相談してみてください。
※因みに転倒したり、何かにぶつけての痛みや切り傷などは病院での検査を受けることをお勧めします。
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