肩の病気、日頃のケアについての講座を受けて知る、肩の症状のアレコレ

こんにちは、1週間ぶりのブログ更新となりましたが、皆さま除雪などで身体を痛めてはおりませんか?

昨日はその辺りも含めて豊平区でやっていた「肩の病気、日頃のケアについて」という講座の方へ行ってきました。
(スマホが現在不調で写真を用意できませんでした、申し訳ありません)
一般の方向けの講座という形ではありましたが、実際の内容は肩の症状についての解説と治療法や内視鏡手術の動画公開など、
非常に充実したものでありました。
また私が習ったときよりも整形外科の現状も変わっているので、それを知るのにいい機会でした。
今日はその中から重要なものをいくつか出してみたいと思います。

・「五十肩は自然治癒しない」
良く五十肩は勝手に治るというお話を聞いたり、私自身、実際に以前施術の現場でも聞いたりしておりましたが
これが過去3例、最近のですと2008年の論文において40%の方が自然治癒しなかったという研究結果が報告されており、
私も認識を改めないと行けないと考える内容でした。(その前の2例も含めた平均ですと50%にもなります)
五十肩自体が症状が落ち着くと痛みを感じなくなるので、動く範囲に制限が出ても問題ないと感じてしまうか、日常生活で支障がないためそのように感じているものと考えられますが、二人に一人は治っていないという事なので肩が上がらないのを年のせいとかにしないで一度相談に来られることをお勧めします。

・「リハビリにおける有酸素運動の重要性」
肩の症状のリハビリにおいて有酸素運動の必要性が提示されておりました。
過去の腰のセルフケアのお話でも有酸素運動が必要だというお話を書きましたが、
肩においてもこれは同様であるお話を頂きましたので、これからは一層セルフケアで運動を進める機会を増やそうと考えます。

・「肩甲骨の柔軟性の重要さ」
施術の時にはお話はしているのですが、腕を上に上げる動作の際に肩甲骨が実は動きます。
この肩甲骨の柔軟性の改善が、症状の緩和やQOLの向上に必要という説明を受けましたので
施術の際にはこの辺りの部分も念頭に入れておこうかと思います。

他にも重要なお話を聞く機会がありましたが、それは別個まとめてみたいと思いますので
お待ちくださいませ。

まだ2月、3月とあり、雪かきや寒さで肩を痛める機会が多いと思います。
もし病院や整骨院でも中々変わらないなどありましたら、当院での施術もお勧めします。
少なくとも「五十肩はそのうち治る」とおっしゃっている先生のところよりは、ちゃんとした対応とセルフケアをお勧めすることは出来ると思います。

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