温めるとしたら首の骨と仙骨を

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こんにちは世間は連休の最中ですが、当院は明日だけお休みをいただきます、定休ですので。
ところで以前、寒さで腰を痛める話はしたと思いますが、他の部分でも同じようなことが起こるのはご存知でしょうか?
頭が布団から出ている関係上、露出しやすくて冷えやすい部分、つまりは首、寝違えです。
この場合も布団から首が出ている、首元を覆うものが少ない、などで首回りの筋肉が冷えてしまい痛みを出してしまいます。
勿論、対策は首回りの保温なのですが、
では冷えるとはいえ、何故首や腰がこのように痛みやすくなるのか不思議に思いませんか?

簡単に言いますと
首と腰に骨が出っ張っている部分があり、その部分の神経が寒さに影響されるのが原因だと思われております。

まず首の骨ですが頸椎と呼ばれるものが7つあり、そのうちの7番目の頸椎が首の骨の中で一番筋肉に包まれておらず、触って骨の形が分かるくらい露出しています(ツボで言いますと大椎という名前がついているところです)
次に腰の方ですが腰の下からお尻の割れ目の間に仙骨という部分があり、こちらも手で硬さを感じることが出来るほど触れることが出来る部分です。

そして背骨に共通することなのですが背骨の中には神経が通っており、そこから枝分かれした神経が身体の動きを司っております。
その中で比較的触れやすい部分の骨に冷気を当てたらどうなるでしょうか?
……あんまりいい結果にはなりませんよね。

そんなわけで腹巻やネックウォーマーは首は根元、腰は骨盤を覆うようにしたり。
その部分をカイロなどで温めるときはその部分近辺に当たるようにするのがベストになります。

今年は暖冬と言われていますが、それでも寒さが身体に影響を及ばさないわけではありません。
色々とやって、上手く乗り切っていきましょう。

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