お腹を壊さずにコーヒーを飲む方法

こんにちは、先日クライアントと施術の最中。
コーヒーを飲みすぎてお腹を壊すという話が出てきました。
ちなみに私も普通のコーヒーはちゃんとしたもの以外は
お腹を壊すのでもっぱらカフェオレ派です。

世間では3杯飲めば血圧関係のリスクが減少し寿命が伸びる
カフェインが入っているので、リラックスできない
飲みすぎるとお腹を壊す
等々、様々な評価をもらっていますが
今回はコーヒーの成分とリスクを確認して
上手く飲む方法を考えてみたいと思います。

・コーヒーの効果
まずコーヒーの効能を確認しましょう。
世間では眠気覚ましや頭がすっきりする、身体が冷えるというような評価がありますが
これにはちゃんと理由があります。
まずコーヒーに含まれているカフェインそのものに様々な効果があり
中枢神経(簡単に説明すると頭の中の神経関係です)を興奮させることで
頭がすっきりする覚醒作用や
心臓含めて各筋肉の運動を強めて疲労を取るといった作用があります。
また、血管の収縮作用と利尿作用があるため、体温が下げる効果もあります。

これだけだと良いのですがコーヒーには胃液の分泌を促進する作用と
大腸の機能を活発化させて便の排出を促す作用も持っています。
その為、胃を痛め、お腹を壊してしまうことがあったり
上述の血管の収縮作用と心臓の筋肉の動きを強める強心作用が手伝って
血圧が上昇する作用があります。

・コーヒーの使い方
コーヒー単体で見るとこのように利点、欠点がありますが
実は食事と組み合わせるとお互いの部分をカバーすることが出来ます。
食事をすることで胃腸に血液が行って、眠くなりがちになるのを覚醒作用が補い
胃液の分泌を増進することで消化不良を防ぎ、お腹がもたれるのを防いでくれます。
その結果、食事の後に仕事や用事があっても体がそれに対応しやすいという特徴があります。
その為、コーヒーはご飯と一緒に摂るのが非常に相性が良いと思われます。

・とはいってもそうは言っても居られない場合
仕事が忙しい時、時間がかかるとき、何か集中力が必要な時、ありますよね。
そんな時に食事とコーヒーだと間違いなくメタボになりますし、時間も惜しいと思います。
かと言ってコーヒーの飲みすぎもお腹を壊すと思いますので
こういう時は別に消化が必要で簡単なもの、つまりお菓子と組み合わせるのがお勧めです。
お菓子も塩気のあるものでなく、脳で使われるブドウ糖が補給できる甘いものが
苦味や酸味もあるコーヒーにちょうどいいと思います。
また、牛乳も消化に時間がかかるため、コーヒー単体で飲むよりは胃腸に優しいです。

とはいえ、コーヒーを飲みすぎるのも体は良いとは言えませんし、
そのような状況になっていることは体に負担をかけている状態だと思います。
今はコーヒーを飲んでいても
将来は時間をコントロールして自分の体に負担のない生活を送ることをお勧めします。

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