ウォーミングアップ=ストレッチというわけではありません。

本日は頭痛のクライアントを施術してからブログを書いております。
ここ近年は仕事でもパソコン、プライベートでもスマホ。
入ってくる情報量は一杯に増えてますので、脳や頭を支える首回りの負担も増えているのかなとは思います。
今回は首回りの調整の他に頭蓋骨もある程度調整させていただきました。

さて、タイトルの話ですが
運動前のストレッチの話など、よく健康雑誌などに出ておりますが
実は運動前にストレッチをするのは逆効果なのは知ってますか?

ストレッチといってもここでいうのはスタティックストレッチと言って、
ゆっくりと筋肉を伸ばす方法で、一般的なラジオ体操やサッカー選手がやってるブラジル体操などではありません。
先月末に肉離れのセミナーに行った時もストレッチに関するお話が出ておりまして。
その時も各筋肉に30秒以上のストレッチを行ったグループはパフォーマンスが低下するというお話を聞くことが出来ました。

理由はとても簡単で、伸ばしきった筋肉は今度はすぐに縮まないため、パワーを発揮することが出来ない。
そして関節の柔軟性が上がりすぎると、パワーを発揮した時に運動時の身体を支え切ることが出来ないからです。
一番簡単なたとえでいうとゴムの緩みきったズボンが
しっかりと身体についてくれないどころか、ずれて行動に支障が出る。
これと同じようなものになります。

それでは運動前は何もしないほうがいいのかというと、そんなことは無く
身体を動かして血流を良くしていき、筋肉を温める必要があります。
一番、簡単な方法としては野球だとキャッチボール、自転車だと軽めの負荷で乗る。
といった実際に行う動作を軽めに行う事や、ラジオ体操などの伸ばすというより動かすことに重点を置いたストレッチ。
また、マッサージを受ける場合は軽めに行うか。
椅子に座った状態などの重力で筋肉に負荷がかかった状態でリンパの流れを促進するような方法などで行うのがお勧めです。
(勿論、例外もありますが、それは特殊な状況なので今回は省かせていただきます)

ストレッチも万能というわけでは無く、
仕事や運動の後、それと朝起きた時に行うのが一番効果的ですので
そういう時に行うことをお勧めします。

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