痛むのはそこが痛いから→いいえ身体が覚えているからです

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こんにちは、7月ですが気温はあんまり上がらない日々が続いていますね。
こういう時、体の古傷が痛むことがあると思います。
では痛み、どこから来るのでしょうか?

一般的には怪我した時や痛めたとき、痛みはその個所からと考えられます。
けれど治った後でも痛みが残ったり、動かすと痛かったりという事が実際に有ったりします(現に私は高校で痛めた肘が寒いと痛みを出します)
実はこれ、痛めたときの「痛み」を脳が記憶しているからだったりします。

こちらの論文においてですが
腰痛が認知行動療法という治療法で改善が出たという報告が出ております。
認知行動療法というのは「自分の状況を理解したうえで(認知)少しずつ自分の考え方や行動を変えるように頑張っていく(行動)治療」というもので
主に心療内科などで用いられてきたものでしたが、
最近になって腰痛などにも用いられることが多くなっております。

これは前述の痛みを脳が記憶している話に加えて、ストレスでも痛みが増えたりすることがあることや
うつ病患者に腰痛や肩こりが多い傾向にあることから、この治療法が心療内科の他に整形外科にも効果があると考えられたからです。

さて、このように脳と痛みが密接にかかわっている為、
実は当院の様な手技療法も痛みに対しては有効であることが多かったりします。
実際、リラクゼーションサロンで痛みが取れて楽になるのもそういう事からだったりします。

ちなみに
当院の場合ですと神経の通り道の筋肉をほぐしていったり、関節を調整することで、
神経の伝達を改善させ、脳への信号が正常に伝わるというアプローチを行ってまいります。
また首から頭周りをほぐしていくことで、脳内への血流を改善させて、ストレスの減少から痛みの緩和を狙っていく事で
症状の改善を狙って行き、痛みに対抗できる身体づくりをサポートしていっております。

ただし、怪我が治っていなかったり、心理的に強いストレスを抱えていて心療内科などの治療が必要な場合は
効果としては難しいこともありますので、全てが対応できる言い難いのが何とも難しいところです。

病院に行っても湿布だけで終わってしまって痛みが取れない
怪我はもう治っていると言われているけれど、痛みが残っている。
もし、そんな状態でしたら一度ご相談ください
ひょっとしたら、その症状、楽になるかもしれませんよ。

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